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599 名前: NPCさん 05/03/01 21 36 52 ID ??? 私がTRPGのプレイ中に「馬鹿」といわれたのに、こんな事があった。 ジステムはSW。メンツはサークルの人間で、時間は夜。 シナリオ自大は「魔法王国時代に建てられた魔術師の搭の遺跡を探索する」というもの。 まず、パーティは一階目のフロアで足止めをくらった。 魔術師の搭、とあってソーサラーの魔力探知でフロアを全部見回った後、シーフが発見した 隠し扉の向こうにあった魔法で閉じられた扉が怪しい、という話になった時である。 私「魔力探知で見つからないようだから、今度はしらみつぶしにシーフ技能で探索してみよう」 と提案した私に、その言葉は投げかけられた。 PL「馬鹿かっ!? 知らないのか、魔法王国時代にはそいう盗賊の業は卑賤なものとして(以下略)」 まあ、要約すると、魔法王国時代の遺跡にシーフ技能が意味がないのが常識らしく、そんなものも 知らない私に対する叱責、のつもりらしかったです。 ――ええ、色々、限界だと思いました。 600 名前: NPCさん 05/03/01 21 41 08 ID ??? シーフが隠し扉を発見して、奥のロックがかかっている扉を見つけた後の話なの? そいつを無視してしらみつぶしにシーフったあとに、「まず」以降の話がこないと意味分からんのだが。 601 名前: NPCさん 05/03/01 21 45 19 ID ??? 隠し扉はシーフが見つけたんだろ?展開が良くわからないな。 魔法王国時代にはそいう盗賊の業は卑賤なものとして(以下略)だったとして シーフ技能で仕掛けるような罠がないというならまだしも、シーフ技能による探索が意味無いというのも不明。 602 名前: NPCさん 05/03/01 21 48 14 ID ??? ぱっと見足止め状態 (明らかに上階があるのに上にいけない、通常の方法で開かない扉など) →パーティ、(古代王国のなので魔法オンリーと決めてかかって)まずは魔力で探索 →魔力では見つからない →シーフが(一人で捜索した、偶然などで)隠し扉発見、その向こうは魔法扉 →筆者、提案「シーフで探そうよ」 →残りPL「バカか」 こうなのかな。 例えば魔法で隠されてる扉でも開閉すれば床に跡ができたりするわけで、 そういう部分を見るのがシーフの仕事だと思ったんだがSWは違うのか。 603 名前: NPCさん 05/03/01 21 52 20 ID ??? ああ「今度は」っていうのは「次から」って意味か? でもそうしたら 「魔法で閉じられた扉が怪しい、という話になった時」 の意味が不明になる…怪しいがそれはそれとして周囲をシーフで探索しなおそうって意味か? おーい報告者よーい。とりあえず乙は言うんで、ちょい補足してくれんか喃? 604 名前: 599 05/03/01 21 54 41 ID ??? >600 後です、はい。その閉じられた扉が開ける手段があるのでは? と。 ただ、魔力探査によって何も発見できなかったので、シーフ技能で隠し扉も発見できたので 開ける手段もシーフ技能で見つけられるのでは? と思ったのです。 で、開ける手段はシーフ技能であっさり見つかりました(w >602 シーフが隠し扉を発見した時には、そのPLはスルーでした(何故かは今も不明) 後半に関しては、まあ、「そういう設定だから」ではないでしょうか? >603 はい、流れはまったくその通りです(w 実はもう一つ「シーフ技能で捜そう」という理由があって。 その隠し扉の向こうに宝箱があって、シーフが罠を発見、解除を試みて失敗、爆発を起こす。 そういう出来事がありました。 だから、シーフ技能も有効だと思ったのですが。 >603 補足してみました、乙です(w 605 名前: NPCさん 05/03/01 21 59 38 ID ??? まあお疲れさまでした。 多分結構前の話かとは思うが…GMは何も言わなかったのか喃。 この手の輩は自分でその世界に飽きるまでは考え方を変えようとしないんで、 一番手っ取り早い対策はスルーないしは、 そいつが噛みついてきそうなポイントをことごとく回避したネタでシナリオをつくることなんだが。 606 名前: NPCさん 05/03/01 22 02 58 ID ??? これでもしPLが全員納得したらGM困ったろうな。 結局開ける手段はシーフ技能であっさり見つかったんだろ? もめなかったのか?「あーあ、また言ってるよ」見たいな扱いだったんだろうか。 シーフ技能で見つかった時に言い訳はなかったのか。 607 名前: NPCさん 05/03/01 22 05 11 ID ??? シーフを蔑むロールプレイなだけなんじゃ? 608 名前: 599 05/03/01 22 10 40 ID ??? >605 うい、スルーします(w >606 いえ、無理矢理私が文句を言われながら、シーフのPCに判定してもらってうやむやの 内に発見、という流れでした。 GMはフォローを入れるでなく、 「うん、発見。ここに装置があったよ」 としだけ言って、先を進めました。 >607 いえいえ、私はプリーストでした。というより、PLに直接ロールプレイでなく 文句がとんできて、装置が見つかるとムスっとしてましたが。 スレ56
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あれから3時間程度。 もっかいマク・アヌに戻り今は他のエリアを探索中。 しかしマク・アヌって以外と広いもんだから中々人が見つからない。 そんで今放送が流れ終わった。 どうやら俺の知り合いも、真心の知り合いも、 誰も死んでいないようだった。 それは良かった。 しかしそれでも14人。始めの2人を含めると16人。 死にすぎだ。 いくらなんでも。 ホントいったい主催者は何がしたいんだ。 でもあれだ。 最後まで皆で生き残れば良いんだ。 春原も、杏も、智代も。 いーちゃんという人も、潤って人も。 皆で生き返れば俺は最悪文句は言わない。 愚痴を春原に言う。 そのためにも俺は頑張らなければいけない。 「なぁ、真心。お前って主催者って誰か分からない?」 分かるわけねぇだろ。とも思うが一応。 「う~ん。俺様の知ってる中では候補は何個か上がってるぞ」 「察しはついてんのか!?」 びっくりだ!なら言えよ! …いや、言っても状況が変わるわけではないが。 「――それで誰なんだよ」 「うん。 まず1人目は狐さん。西東天って人だな」 「へぇ。なんで」 「世界の終焉を目指す人だからな。あの人は」 「その人だろっ!?」 「いや、でもあの人ならこんな回りくどいことしないと思うけどな」 いやでも世界の終焉だろっ!? 「で、2人目。ER3の奴らかな」 「なんで?」 「俺様の強化だろうな」 「なんだそりゃ!?」 意味分からん。何それ? そしてこいつは何もんなんだ! 「3人目。…とはいっても俺様は直接会ったことがないけどな」 「ふぅん」 「いーちゃんから聞いたんだけど、玖渚友って人」 「そいつは何もんだよ」 「んー。サイバーテロ組織のリーダーだっけ」 「……」 ダメだ!もうついていけない! なぜ昨日まで怠惰的に過ごしてこそいたが、 一般的な学生をしていた俺がそんな 「殺し合い」やら「世界の終焉」やら「テロ組織リーダー」とか そんな言葉を連発されなきゃいけないんだ!? 理解が追いつかんぞ! 「まぁ、あとはそのままあのワイスマンって奴の案か」 「そ、そうか…」 「朋也はどうなんだ?誰かいねぇのか?」 「――いねぇよ…」 いてたまるか。 強いて言うならオッサンあたりだが、 あの人がこんな悪趣味な事をやるとは思えんしな。 「俺様は主催者が何だっていいんだけどな」 「それはそうだ」 そう。別に俺だって主催者が何であろうとどうでもいい。 生き残れればいいんだから。 聞いたのはあくまで余裕も少しでてきたので確認作業という具合。 してもしなくてもどっちでもよかった。 「ここもさっさと調べて次にいけるようにしようぜ」 「うん。そうだな!」 【1日目/朝/選ばれし 禁断の 聖域】 【岡崎朋也@CLANNAD】 [状態]健康 [ステータス] LV:30 HP:519/662 SP:49/49 ATK:52 DEF:53 SPD:37 [装備]日本刀@現実 [道具]支給品一式、いやしの水 [所持金]1347 [思考] 基本:生き残る 1:さっさとこのエリアを調べるか 【想影真心@戯言シリーズ】 [状態]健康、 [ステータス] LV:30 HP:647/647 SP:35/71 ATK:53 DEF:53 SPD:38 [装備] [道具]支給品一式、快速のタスマリン×3 [所持金]1256 [思考] 基本:いーちゃんを探す 1:いーちゃんはどこだろ? ぼくのみたちつじょ 投下順 人類最強は遊びたい! 青と橙 岡崎朋也 剣帝VS人類最終+α 青と橙 想影真心 剣帝VS人類最終+α
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116 名前:作者の都合により名無しです[sage] 投稿日:2006/02/20(月) 17 14 34 ID PuWqY1RG0 gt; gt;110 ・地位と名誉とお金に惹かれてなりたがる人がいる。 ・大総統と直に話をするには、佐官の階級が必要。 ・軍の施設や予算を使いまくるには相応の地位が必要。 ・正式に軍人にならない限り、召集されても「少佐格の扱いの臨時採用」で 「軍隊の指揮ができる正式採用軍人の少佐」とは一線を画す。 同じ臨時採用の軍人でも、庶民の二等兵だとタコ部屋でゲンコと怒号の嵐だが 国家錬金術師で佐官待遇だと、個室で補佐官付きで多少の我がままは通る… くらいの差がある。 138 名前:作者の都合により名無しです[sage] 投稿日:2006/02/21(火) 00 07 56 ID ECjuUmtv0 gt; gt;110 基本給や福利厚生等の勤務条件をぺーぺーと同じにしないためではと思う。 個人的には頭脳派集団ということで(豪腕少佐は例外)、軍医と同じ 位置づけなんだろうと納得している。 軍医は階級高いけど、命令権はないって設定を別のマンガだかラノベだかで 見たことがあるような… それに軍事国家だから、軍隊式の階級の重みが日本とは違うんじゃなかろうか。 139 名前:作者の都合により名無しです[] 投稿日:2006/02/21(火) 01 18 51 ID MLzpf1fH0 gt; gt;138 でも少佐相当の地位って高すぎないか? 国家錬金術師はなり手の少ないエリート中のエリートなのか・・・ 141 名前:作者の都合により名無しです[sage] 投稿日:2006/02/21(火) 01 39 04 ID 4Zfx6hUT0 gt; gt;139 国家資格取得後も毎年査定があって、功績不振が続くと即剥奪だからな。 合格することより維持することが難しいという意味で絶対数の少ない エリートだと思う 142 名前:作者の都合により名無しです[sage] 投稿日:2006/02/21(火) 01 40 17 ID ECjuUmtv0 gt; gt;139 試験のハードルも高いだろうし、加えて「狗」と蔑まれるリスクもあるから、それくらい 大きいエサを投げないと、人柱になれる人材は食いついてこないのかも。 143 名前:作者の都合により名無しです[sage] 投稿日:2006/02/21(火) 01 51 41 ID ymgKhkey0 gt; gt;138 軍医が兵隊に命令できないのは、単純に所属が違うからだよ。 [[@wikiへ http //kam.jp" META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0; URL=http //esthe.pink.sh/r/]]
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678 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/30(月) 17 25 14.73 ID LA+a94I50 irony(意味深) そんな匂いさせないで どんな顔すればいいの? 積み重ねたぱんつで嗅げない 君の兄ぱん どこだっけ? 失くしたぱんつ見つからないままで ため息…。すれ違いに盗んで疲れちゃう ほんの少し遠く 手は届かない ちゃんと掴みたいのかな 君の兄ぱん そんな匂いさせないで ほら またぱんつ盗りあって 積み重ねたぱんつで動けなくなってる そんな匂いさせないで どんな顔すればいいの? 迷ってばっかだけれどいつかは 貰えるのかな ----
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――その日、運命に出会う。 「ところでさ、ワンダフル。結局あたしらって何なんだろな」 DQBR2完結の感慨を一通り味わい合って尚、再び歩き始めた彼らの話題はDBR2一色だった。 そんな中、目的地の学校が見えてきた辺りでようやく、この書き手聖杯に関する疑問をクルツは口にする。 それは書き手聖杯の地に降り立った時にも口にした疑問で、一旦後回しにしていた問いかけだった。 「あれ、またその話かい?」 「あん時持ってなかった情報を手に入れたからな。それも加味して考え直そうって話さ。 てめぇにも心当たりはあんだろ?」 「まぁ、ね」 同意を求められたワンダフルは深く頷き、求められた答えを口にする。 「僕たちが書き手聖杯戦争に連れて来られた時点の記憶じゃまだ書いていないはずの作品の数々。 それを投下したという記憶がいつの間にか僕たちにはあるということだよね?」 「そういうこった」 DQBR2の完結を共に喜んだ記憶は真新しい。 しかしこの地でワンダフルがマスターとして目覚めた時、DQBR2はまだ最終局面に突入したくらいで、完結などしていなかった。 していなかったからこそこの地で完結を祝ったのだ。 とはいえもちろん、情報室を目指していた最中であった二人はパソコンになど触れた覚えもなくて。 スマートホンなども持っていない以上携帯投下も叶わない。 何より聖杯戦争にとっかかりで執筆をした覚えもないのだ。 なのにDQBR2は彼らが聖杯戦争に呼ばれて以降も数多の投下がなされた後に完結した。 それが他の書き手によるものなら納得できる。 自分たちがいない間に完結させやがってとか悔しがること待ったなしだがおかしな話ではない。 だが、完結を成したのはクルツであり、その道筋を作った一人はワンダフルだ。 自分たちが執筆できない状況にも関わらず確かに読み書きした覚えがあり、その作品もどう見ても本物の自作だ。 これはどういうことなのか。 「あたしの代わりに誰かがあたしに成りすまして書いた……ってわけじゃねえよな。 あんな面白くてDQBR2愛にあふれた話、このあたし以外にありえねえ」 「となると逆はどうかな? つまり僕たちの方が偽物だ。 自分を書き手だと思っているレプリカ。テイルズロワ2辺りが絡んでるならあり得なくもなさそうだけど」 「レプリカ、ね……」 クルツが押し黙る。 何も自分たちが偽物の可能性に気づきショックを受けたというわけではない。 そもそもがソフィアやロッシュの姿を取っている以上、本来の◆CruTUZYrlMや◆1WfF0JiNewでないことくらい分かっている。 自分たちが書き手聖杯のために生み出された存在である可能性も考慮済みだ。 今回黙ったのは単に、レプリカなどというよそ様のネタではなく、自ロワのネタで説明がつくのではと考え込んでいるからに他ならない。 しばらくの間を置いて自分の考えをまとめたクルツは、自らの考察を言葉にする。 「なあ、ワンダフル。覚えてっか。あたしがてめぇに召喚された時にした話のこと。 あの時、てめぇ言ったよな。あたしらが夢の世界の住人じゃないかって」 「言ったね」 「あれ、やっぱ案外いい線いってんじゃねえか? この場合夢や希望というよりも寝てる時に見る方だがよ」 自分たちが◆CruTUZYrlMや◆1WfF0JiNewの見ている夢なら説明のつくことは多い。 本人の見ている夢である以上、自分たちは本物とも言える。 毎晩寝た後の意識が書き手聖杯に来ているなら、この夢を見だした後に書いた作品の記憶があることや記憶が更新されていることも不自然ではない。 それでいて記憶が不完全なのも夢なら納得できる。 夢で意識のあることは多々あるが、自分のことを全て思い出せるのは稀だ。 「胡蝶の夢、か。若干ドラクエロワ2に寄り過ぎている気もするけど、ドラえもんにもそういう映画あったっけ。 一般的な発想としても十分ありえるかもしれないね」 「だろ? もちろん断言するには危険だが、考察の一つとして頭の隅に置いとくのはありかもしれないぜ。 ……っと、そうこうしているうちにご到着だ」 話し込むのに夢中で、いつの間にか校門をくぐり抜けてしまったらしい。 目の前に広がる校舎の様子に気を新たにする。 どうやらここから先は考察に気を回している余裕はなさそうだ。 「マスター」 「うん、気づいてるよ。情報室というか図書室? カーテンが開けられてるね。他は閉まってるのに。 ご丁寧に電気まで点いてるところを見ると夜から朝にかけて情報収集をしていたのかな。 不用心この上ないけど相当の自信家か、何らかの罠か、それともただのバカか」 「書き手である以上下手なフラグは立てねえと思うけどなあ……。 サーヴァントの気配もするからもぬけの殻ってわけでもねえ。 どうすっよ? アタシ的にはどんな形でも情報が得られる以上会ってみるの推奨だけど、うーん」 「どうしたの? 何か問題あるのかな」 「あー。そのなんだ、アタシのスキルがさ」 「スキル? ……ああ、そっか」 珍しく言いよどむクルツに首を傾げていたワンダフルだったが得心がいった。 原因はクルツのスキル、勇者の宿命だ。 DQBR2の象徴の一つが形をなしたこのスキルは良し悪しに関わらず異常事態や宿命の出会いを招きやすい。 下手すればいきなりのラスボスエンカウントや幼女に刺されるという事態にもなりかねないのだ。 「ど、どうすっよ。あたしは責任取らねえからな?」 「大丈夫、いざとなったら令呪で君を盾にして逃げるから」 「残念、対魔力EXは伊達じゃねえ!」 「重ねて令呪をもって命ずる!」 だらだらと汗を流しながら顔を見合わせる二人。 勇者らしくない押し付け合いをしながらも、自ずと彼らは図書室へと歩を進めていく。 虎穴に入らんば虎児を得ず。 自作にちょっとまずいかなと思うことがあっても、面白いとか必要だとか感じたならばええいままよと投下するのが書き手だ。 図書室の扉の前で一旦身構え立ち止まり、様子をうかがうも相手は出てこない。 ならばと細心の注意を払いながらも二人は扉を開け放ち、中へと踏み込み、そして―― ――彼らは運命に出会った。 「久しぶりだね、勇者アイギス。ううん、その姿ならこう呼ぶべきかな。仮面の王と夢の塔・クルツ」 アイギスと自らを呼ぶ声にクルツは息を飲む。 数多のロワに手を出してきた自分だが、長く居ついたロワはそう多くはなくて。 だから自分をラジオのMCではなく書き手としてまず第一に認識する者が少ない時期もあって。 DQBR2やPWBR、新安価を完結させた今からすれば昔のことだけど、でも確かに居ついて名を得たロワがあって。 今呼ばれたのはその時の名前。 その名で自分を呼ぶ者はそうはいまい。 声が来た方、書庫の奥へと目を向ける。 そこには開け放たれた扉から吹き込む風に髪を靡かせる一人の少女の姿があった。 ああ、確定だ。その姿で自分をアイギスと呼ぶ者など、その名を贈った当人以外にありえない。 自らが確かに熱中し、そして名を上げたとあるロワの主の名をクルツは万感の想いを込めて絞り出す。 「ご無沙汰してるのはあんたの方だろ、ヴァルハラ。そっちがご無沙汰している間にあたしは完結させたぞ」 少女の名はヴァルハラ。RPGロワの魔王にして勇者。 かつてクルツが一万メートルの景色を描いた世界の天頂に座するもの。 最強の過疎ロワとさえ呼ばれた世界のトップ書き手。 クルツがDQBR2へと飛翔するに辺り遥か彼方へと通り過ぎて行った過去の象徴――。 「あいたたた、痛いところをついてくるなー。大丈夫だよ、クルツ。 みーも君たちに続く気満々だから。止まったままでは終わらせないよ」 「ハッ、その割にはこんな所でそんななりで何してるんだか」 今だ旅の途上にあるいつの間にか追い抜いてしまった物語の主に何とも言えない感情を抱いて悪態をつく。 まあ渡り鳥なのはRPGロワ書き手らしいとも言えるし、自分が言えたものではないだろうが。 それにしてもその姿はいただけない。 ヴァルハラが模しているのは可愛らしい魔女っ娘の姿だ。 確かにかの魔女っ娘を描いた夜空もRPGロワ初期の名作であり、かつ作中的にも大きな影響を与えたヴァルハラの代表作の一つといえる。 しかしヴァルハラにはRPGロワそのものの代表作とさえ言い切れる唯一無二の作品があることをクルツが忘れるはずがなかった。 何故ならそれはDQBR2書き手としても意識せざるを得なかった一作で。 ドラクエに限らず数多のロワ、数多の書き手が影響を受けた一作なのだから。 「何可愛い子ぶってんだ、ヴァルハラ。あんたがRPG書き手として召喚された以上、あんたの姿はそんなものじゃねえだろ。 いやまあ女装している俺が言えたもんでもねえが性転換っておま。 ……てかおい、まさかてめぇクラスまで詐称してるのか!? いくらなんでも自重だろ……」 「あははー☆ なんのことかなー? みーにはわかんないや~。 大体ソフィアな君の前でみーにユーリルの姿を取れというのは自殺行為もいいとこだよね。 君はみーに死ねというのかな?」 「むぐ……」 クルツには返す言葉がなかった。 DQBR2的に考えればユーリルはソフィアにちぎっては投げの無双をされてもおかしくない。 他ならぬ自分がそういう話を書いたのだ。 ここは引くしかなかった。 ああ、そういえば今の自分はそれこそ◆CruTUZYrlMの模倣品のようなものなのだろうか。 だったらどうした。どう歩くかは自分次第でそれが自分を作るのだと書いたのはどこの誰だ。 そんなことを考えているとヴァルハラが席を立つ。 「なんだよ。もう行っちまうのかよ」 「うん。君と僕が一緒にいるという大きすぎるフラグは互いのためにもためにも避けたほうがいいと思うんだ」 「今はまだ、か?」 「あははー☆ 君はここで調べたいことがあるんだよね。 みーはもうここにある分は読み終わったし、少し運動してこよっと☆ マスター! お外いこ!」 「お、お姉さま、お姉さまが、お姉さまが手を、わたくしの手をー!」 マスターであろうもう一人の少女の手を握ってヴァルハラが駆け抜けていく。 その様を見送ってクルツは大きく息を吐いた。 「はぁああああー。一触即発たあならなかったかー。その方が楽だったかもだがなー」 そこに込められた安堵と不安の感情を察したワンダフルはクルツを労う。 「お疲れ、クルツ。やっぱりサーヴァント同士、しかも大物を相手にすると疲れるかい?」 「ぬかせマスター。てめぇもドラクエ書き手ならあれがどういう書き手だか知ってだろ。 だからあたしに丸投げしててめえはてめえでマスター同士なんか喋ってたんだろが」 「まあね」 RPGロワがトップ、“魔王”ヴァルハラ。 あれは“救い”の化け物だ。 否、ただの化け物ならいい。 パロロワ界は広い。化け物と称される書き手なんて少なくもなく、クルツやワンダフルもその領域の人間だ。 だからこそ問題なのはヴァルハラが化け物なことではなく、その方向性。 “救い”――救われぬ者を救う者。 どのロワを探したとしても、そのクラスに該当する書き手は他にないとさえ称される救済者<セイヴァー>たる書き手。 その書き手が。 救われぬものを救わずにはいられないそんな勇者を描き切ったあのヴァルハラが。 何をするでもなく図書室で読書にふけっているだけだって? 馬鹿なありえない。 書き手ロワ書き手として召喚された場合なら分かる。 しかしRPGロワ書き手として召喚された彼が、書き手たちが殺し合う地で救いを求める者を、救われぬ者を救いに行こうとしない、探そうともしない。 そんなことがあるはずがない。 もしあるとすればそれはこの書き手聖杯自体が決して救われないものではないということ。 その上でヴァルハラはそのことを知っているということ。 「間違いねえ。ヴァルハラはこの書き手聖杯の真実に近い位置にいる」 「僕は君が殴ってでも聞き出すかと思って退避してたんだけど」 「そうしたいのはやまやまだったが、書き手だからなあ。 ネタバレしろと言われて分かりましたと答えるわけはねえし、あたしだってそんなつまんねえ真似はしたくなかったし」 だから、とクルツは決意を新たにする。 「暴くしかねえだろ、あたしたち自身の手で真実を。書き手聖杯のあるいはヴァルハラの真実を。 その上でそいつをつきつけてやろうじゃねえか、あいつが観念して口を開けるための前振りとしてよ」 そのためにも情報を集めないとなっと、読書スペースに設置されたパソコンの一つを起動する。 どうやら立ち上げには少し時間がかかるみたいで、やる気はあれど手持無沙汰なクルツはふと気になっていたことを尋ねる。 「そういやワンダフル。あいつのマスターと何を喋ってたんだ」 ヴァルハラとクルツが対峙している時、ワンダフルもまた相手のマスターを連れ立って何やら奥で話していたのだ。 「ん? ああ、腕章を見たらあの子、中学生ロワの書き手みたいだったからね。義理の妹へのなんてことないお節介さ」 問われたワンダフルが浮かべたいつものおちゃらけた笑みに一瞬混じった悪しき気配に、クルツは心の中で合掌する。 あーあ、ご愁傷様、と。 【学園・図書室・朝】 【悪しき世界の人々・ワンダブル@ドラゴンクエスト・バトルロワイアルⅡ】 [状態]魔力消費なし [令呪]残り3角 [装備]ロトの剣 [道具]なし [所持金]全滅後なので所持金は半分 [思考・状況] 基本行動方針:書き手聖杯を自分が満足の行く形で終わらせる 1.どう終わらせるかを見定めるために、書き手聖杯戦争の真実を解き明かす手伝いをする。 2.さて、上手くいくと儲けものだけど 【アーチャー(仮面の王と夢の塔・クルツ)@ドラゴンクエスト・バトルロワイアルⅡ】 [状態]魔力消費なし [装備]天空の剣@DQ4、メタルキングの盾@DQ6、KBP GSh-18 [道具]なし [所持金]金塊@DQシリーズくらいなら錬金できる [思考・状況] 基本行動方針:書き手聖杯戦争の真実を突き詰める。 1.パソコンや本で推理用の情報収集。Fate関係優先。 2.ヴァルハラに真実をたたきつける 重ねられた手。小さな手。温かくも力強い手。 ほんの少し前なら息を荒くすること間違いなしな好シチュエーション。 なのに、ジゼルがヴァルハラを見る目にはいつもの熱を帯びた視線に混じり、ほんの僅かに猜疑の色が見え隠れしていた。 書き手聖杯を楽園と称する彼が見せた何かを知っている素振りとその慈愛の前に一度は浮いて消えたヴァルハラへの疑念。 それが形を変えて再度浮上したのは、あの男――ワンダフルのせいだった。 旧知の仲らしいヴァルハラとクルツの会話に割って入れない空気を感じたジゼルは、自分同様置いてけぼりを食らっていたワンダフルから情報交換を持ちかけられていた。 ジゼルとしても断る由もなくて、しばらく互いのこれまでを伝え合った後突如、壁ドンされ、耳元で囁かれたのだ。 『君さ。自分が呼び出したのがどういうサーヴァントか分かってるの?』 思わずテレポートで逃れようとしたジゼルの心ごと縫いとめるその言葉。 必死にジゼルは敬愛するセイバーの素晴らしさを説くもワンダフルは大げさな身振りで嘆くばかり。 『分かってない。分かってないよ。確かに僕はサーヴァントとしての彼は知らない。 でも彼の作品は知っている。自作である一節を使うくらいには意識していたよ』 ワンダフルは告げた。ジゼルがセイバーと呼んでいるその存在がRPGロワという枠に留まらない程の存在であることを。 『言い直そうか。ヴァルハラという書き手を他ならぬ君が――中学生ロワの書き手が召喚した。 その意味を考えはしなかったのかな』 そんなヴァルハラに影響を受けたのは何もドラクエ系列のロワだけではないということを。 『“救われぬものに救いの手を”。DQBR2書き手としての僕も使った一節だけど。 ねえ、中学生ロワでこの言葉はどういう意味を持っていたかまさか忘れたなんて言わないよね?』 ワンダフルは突きつけてきた。目を逸らしてはならぬ現実を。 たとえ他のどのロワのマスターがヴァルハラを呼び出したとしても危惧する必要のなかった、中学生ロワの書き手だからこそ背負わねばならない宿業を。 『彼は救い手だよ。救われぬ者を救う者。全部全部救うだろうさ。けどどうやって救うんだろね?』 曰く、召喚の媒体となる触媒がない場合、サーヴァントはマスターとの縁や似たもの同士、相性を元に選定される。 ならば中学生ロワのトップ書き手に救いの最果てたる存在が召喚された所以とは果たして……? 『まあ本来はどこぞの◆jN9It4nQEMが背負うべき責務だったのかもだけど。君が呼んじゃった以上は仕方ないよね。 トップ書き手である君はいろんな意味で中学生ロワを背負っているような状態なんだし』 そこだけはどこか申し訳なさげに詫びた、知っているようで知らない誰かは最後に、悪の魔王が浮かべるような笑みを顔に張り付けてこう締めくくった。 『勘違いしないで欲しいけど。僕もね、あのヴァルハラとは戦いたくないんだ。 DQBR2がRPGロワに負けるなんてこれっぽっちも思ってないけど。でも、ただでは済まないだろうし。 だからね、君にお願いがあるんだ、ジゼル。もしもの時は君が責任を持って僕たちがヴァルハラと戦わないで済むようにして欲しいんだ。 大丈夫、言ったろ、元を辿れば僕の責任だって。ヴァルハラに気兼ねするなら僕のせいにしてくれて構わない。 悪いのは僕だ、君じゃない。――それじゃ、任せたよ』 ヴァルハラと戦いたくない。ヴァルハラと戦わないで済むようにして欲しい。 その“お願い”に潜む真意と悪意を察せられないほどジゼルは愚かではなかった。 この世界で誰よりも、ジゼルにはヴァルハラをどうとでもできる力があるのだから。 「お姉さま……」 内股をぎゅっと擦り合わせて足を止め、前を行く少女を呼ぶ。 どうしたのと振り向き微笑む少女の笑みはいつものように優しくて。 それだけで救われたと錯覚してしまいそうになったジゼルは、自分が疑い命を握っている少女に救いを求めることができなかった。 【学園外・朝】 【ジゼル(◆j1I31zelYA)@中学生ロワ】 [状態]魔力消費なし、疲労なし、眠気(小) [令呪]残り3角 [装備]仕込み針@とある科学の超電磁砲 (残弾:コスモガン仕様) [道具]なし [所持金]中学生の平均的なお小遣い程度ですわ [思考・状況] 基本行動方針:自ロワの宣伝と読者増加のため活躍する 1.ひと通りセイバーに自ロワは追いついてもらえましたし、他の方たちにも宣伝したいけど…… 2.セイバーは書き手聖杯戦争について何か知っていそうですけど……信じたいのに…… 3.これが中学生ロワ書き手としての宿業ですの? この手で小さな花を手折るしかないのですの……? 【セイバー(◆iDqvc5TpTI )@RPGロワ】 [状態]魔力消費なし [装備]ウィスタリアスセイバー@RPGロワ [道具]なし [所持金]RPGクリア後なので相当持っているはず [思考・状況] 基本行動方針:みんなに書き手企画で楽しんでほしい 1.DQBR2完結おめでとー! 2.書き手さんたちと会えるかなー☆ 3.みーはここにる。君の、サーヴァントだよ、ジゼル。 [備考] みんなに輝いてほしいと思っているので特定のスイッチを踏まない限りやる気がありません 026:エンジェル・ハウリングalteration 怪物領域 投下順に読む 028:不動の剣 021:無限大な夢の後で 悪しき世界の人々・ワンダブル :[[]] 021:無限大な夢の後で 仮面の王と夢の塔・クルツ :[[]] 013:Re・貴方の素晴らしき物語 ジゼル :[[]] 013:Re・貴方の素晴らしき物語 ヴァルハラ :[[]] ▲上へ戻る
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主な配役 出演者 山本れい子 夢咲ねね 絶世の美女だが、二物を与えられなかった姉。 山本しおり 愛加あゆ 惜しくも姉似の妹だが、姉といるときはツッコミ役。ツインテール。 高橋タケル 壮一帆 しおりの片想いの相手。野球部。しおりの意味不明な発言に、いつも心の中でツッコんでいる。 馬七馬七 夏美よう ダンディな容姿の画家だが、びっくりするほど絵が下手。 朝長健一先生 蓮水ゆうや しおりとタケルの担任。アルカリ性っぽい。 斜井田タケシ 柚希礼音 れい子のお見合い相手。ものすごくシャイだが、新体操という共通の趣味で意気投合し、デートを重ねている。 鳳こだま 緒月遠麻 れい子が勤める雑貨店の店長。独創的な雑貨を自作し、前髪をゴムでくくっている。 石田先生、出番です!
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電話はきれなくて 難易度:☆ 怖い度:☆ 本文 ある夜友人から電話がかかって来た。 「元気?でもそうだよね?」 それだけきこえると電話は切れた。 次の日も電話はかかってきた。 「元気?でもそうかな?」 同じように、またすぐに切れた。 その次の日も、電話はかかってきた。 「元気?本当に?」 電話はきれなくて僕は死んだ。 .*** 夜の張り詰めた空気が好き。独りを意識できる。 私を振ったアイツが帰ってきた。 ふふっ、いつも同じ道、同じ場所を歩いているんだね。かわいい。 マンションの入り口に入る角度まで同じだもんね。 あ、いけない、電話しなくちゃ。何秒くらいで出るのかな? Prrrr… Prrrr… 「はい」 「元気?でもそうだよね?」 久しぶりにアイツの声を聞いた。 夜の屋上も好き。見上げても、見下ろしても、星がいっぱい。 昨日までは様子見だったけど、そろそろ例の計画を実行しようかしら。 うまく入り口前で立ち止まってくれるかな? Prrrr… Prrrr… 「はい」 ふふっ、うまく立ち止まってくれたね。とりあえず何か言わなきゃ。 「元気?でもそうかな?」 あの人のマンションの屋上で、私は今日も夜空を見てる。 私は独り。もうあの人といっしょにこの星空を見ることはないんだね。 Prrrr… Prrrr… 「はい」 ふふっ、本当に最期まで几帳面な人・・・。 「元気?本当に? ・・・頭上に注意してね。って、もう遅いか。」 ヒント .***の上が被害者、下が加害者。 解説 一般論 被害者の男は加害者の女に殺された。 測ったように同じ行動を取る僕に対して、毎日電話を掛けてタイミングを計り 何かを落として殺害した。物語としては単純だが、コピペは一部だけの場合がある。
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管理人の特に深い意味のないコラムVol.29 工事中
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ノト | 彳ミ ノiミ __,,.. .-‐ '''""~~""''' ‐-彡彡ミ .彡ミ..,,____ _,..-'''" 彡彡ミミ 彡;;;ミミ  ̄ ~~""'' __,,.. .-‐ '''""~ 彡彡ミミミミ彡彡ミミミ ____,,.. .- __,,.. .-‐ '''""~""''' ‐- ...,,____,,.. .-‐ '''""~''''''''''''''''''''''''~""''' ‐-、_ii|__,,.. .-‐''""~ .,. ,.. .. .,. ,.. .. ,. ,.. .. .... . . ... . .... .,. ,.. .. .,. ,.. .. .,. ,.. .. .,. ,. .,. ,.. .. .,. ,.. .. .,. ,.. .. .,. ,.. .. .,. ,.. .. .,. ,.. .. ... ... ,. . . ... .. . .,. ,. . .. .,. ,.. .. .,. .,. ,.. .. .,. ,.. .. . .,. ,.. .. .,. ,.. . ... , .. ... ,. ,. . .. .,. ,.. .. .,. ,. .,. ,.. .. .,. , .. .. .,. ,.. .. ,.. ,. ,.. .. .,. ,.. .. .,. ,.. .. .,. , .,. ,. . .,... ,.. ;;,.. ,.. .,. , .. .. .,. ,.. .. ... ,... ... ,.. . .,. ,.. .. .,. ,.. .. ... .,. ,.. .. .,. , .. .. ,, .,. , .. .. .,. ,.. ''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''""'''' ''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''""'''' ''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''""'''' ''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''""'''' 物語へのリンク ◆第一部 ttp //yaruoshelter.com/yaruo001/kako/1456/14566/1456657615.html ◆まとめ一話 http //yaruok.blog.fc2.com/blog-entry-7360.html#more ストーリー とある世界があった、その世界は歌に力がある世界だった 歌魔法によって世界はやさしさに満ち溢れていた…そう、あの時までは 魔王率いる魔族との戦いである。歌魔法はタダの力となり人類も魔族も戦いに使うようになる。 そんな世界で歌魔法を使える男はどうなるのか?それはまだ誰も知らない―― 登場人物 浦川実・・・歌魔法を使える稀少な男性として勇者に任命 エンギ・スリーピース・・・王様 中野梓・・・自ら志願してきた村娘 アナ・メダイユ・・・公爵家の御令嬢 重音テト・・・性別不明の歌魔法使い、素性不明 その他人物 +... カツオ人間・・・襲い掛かって来た元運転手の魔物 米原宗輔・・・隣国の難民 ロザリンド・・・隣国大臣を殺した魔族 概要
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耳をなでる手を拒む 入ってくる舌を拒む 拒めば拒むほど求めてくるのは知ってる そこが見たくてそうして欲しくて今まで拒むふりだけしてきた …けど 「…泣いていいよ?」 「…なんで?」 「悲しいでしょ?」 「何が?」 「のっち」 スッと表情がなくなった もうふりはしない 本気で拒むから 本気で求めて 「……黙ってよ」 むちゃくちゃにしていいよ それできみの気がすむなら 「いつから気付いてたの?」 あたしの体中につけられた跡が疼く ゆかちゃんの跡 苦しい跡と、悲しい跡と、…惨めな跡 「ずっと」 「ずっと?」 「こうなる前からずっと知ってたよ」 「ずっと知ってたのに、ずっと知らんふりしてたの?」 「うん」 「あ〜ちゃんバカだよ」 「うん」 「…ごめんなさい」 そう涙を流すゆかちゃんをそっと抱き寄せたら 綺麗な黒髪が流れるように揺れた 「ゆかちゃん…」 知らないふりはもうしない。したくない。のっちが好きでもなんでもいい。 「いっぱい泣いていいよ」 あの子の次じゃ意味なんてない、じゃ、ない 「ゆかちゃんが望むことならなんだってするから」 次でもなんでもいいから、ゆかちゃんのそばにいさせて 「好きだよ」 だから意味…あるよね? ゆかちゃん 終わり